資金調達
起業に必要な資金はいくら?業種別の目安と調達方法
2026年6月4日
起業資金は業種によって10万円〜1,000万円以上まで大きく差があります。 ただし「いくら必要か」より先に「3種類の資金を分けて考えること」が重要です。初期費用だけを計算して、運転資金と生活費を見落とす失敗が最も多いパターンです。
起業に必要な資金の3種類
初期費用
設備・内装・Webサイト・許認可取得など、開業前に一回だけかかるコスト。業種によって幅が大きい。
運転資金
家賃・人件費・仕入れなど、売上が安定するまでの月次コスト。最低3〜6ヶ月分を確保。
生活費の確保
事業用とは別に、自分と家族の生活費6ヶ月分を個人口座に残す。これが最も見落とされる資金。
⚠️ 生活費の見落としに注意
事業が予定通りに立ち上がらなかった場合、生活費が尽きる時点で廃業に追い込まれます。初期費用の計算だけで安心しないでください。
業種別の目安
| 業種 | 目安金額 | 主な内訳 |
|---|---|---|
| 飲食店(実店舗) | 500〜1,000万円 | 内装・厨房設備・保証金・運転資金 |
| EC・ネットショップ | 50〜200万円 | 在庫仕入れ・Webサイト・広告費 |
| コンサル・フリーランス | 10〜50万円 | PC・通信環境・会計ソフト |
| 製造業 | 1,000万円〜 | 製造設備・工場・材料在庫 |
| 美容・サロン系 | 300〜800万円 | 店舗取得・設備・在庫 |
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資金調達の方法4つ
1自己資金
融資審査での自己資金比率は10〜30%が目安。貯蓄額が少ないほど融資条件が厳しくなります。
2日本政策金融公庫の融資
創業直後でも相談しやすい政府系融資。自己資金の2〜3倍程度が融資上限の目安です。
3補助金・助成金
小規模事業者持続化補助金・IT導入補助金等。後払い制のため、先に自己資金が必要です。
4クラウドファンディング
製品・サービスへの共感を軸に先行販売や支援を集める手法。市場調査も兼ねられます。
自己資金ゼロで起業できるか
完全に自己資金ゼロでも開始できる業種(コンサル・フリーランス等)はありますが、融資審査・補助金の立替・生活防衛資金の面で選択肢が狭まります。最低でも生活費3〜6ヶ月分と初期費用の一部を確保するのが現実的です。
💡 融資審査での自己資金比率
日本政策金融公庫の審査では「自己資金が創業費用の10%以上」が最低ラインとされています。できれば30%以上を目指すと審査が通りやすくなります。